「まあまあできる」で大丈夫?~その③~
*アイネストの2021年1月7日ブログ記事より転載
さて、前回の続きです。
「まあまあできる」が、
実は大丈夫じゃないかも?
ということで、3つ目は、
英検2級に合格しているから
大丈夫?
です。
たしかに、
英検2級に合格していると
実際の入試で加点などの優遇措置がある大学が
いくつもあります。
しかし、
高校生で塾に通おうとする人の多くが目指すであろう
国公立大学の 「一般」 選抜は、
英検2級の合格ぐらいでは、
メリットはまずありません。
(あっても「出願資格クリア」ぐらいのもので、
加点などを行っている国公立大学は本当にごく少数です。
詳しくは、英検のHPをご覧ください。)
また英検2級は、
高校で習う英文法が多少おろそかになっていても、
単語・熟語の勉強を頑張っている人なら
かなりの確率で合格できますが、
入試問題はそういうわけにはいきません。
実際、英検2級の合格程度だと、
大学入学共通テスト(去年までのセンター試験)でも
良くて8割、多くは5~7割ほどしか得点できそうにない、
というのが指導していての実感です。
ですので、英検2級合格はむしろ、
国公立大学合格を目指すなら最低限のノルマ
ぐらいに考えておく必要があります。
「英検2級合格≠入試の英語は大丈夫」
と正しく認識して、
さらなるレベルアップを図ってもらいたいと思います。
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と、これまで3回に渡って
「まあまあできる」が、
実は大丈夫じゃない場合が多い、
ということをお話ししてきました。
「まあまあできる」
を
「入試で合格できる力がある」
に変えたいみなさん!
ぜひこの大学受験i-NEST(アイネスト)で、
いっしょに頑張ってみませんか?