大学受験i-NEST(アイネスト)- 広島市中区の学習塾

志望理由書・面接対策といえばコレですよ!

2023.8.10

*アイネストの2020年10月3日ブログ記事より転載


志望理由書やエントリーシート、面接を課して、
ペーパーテストでは測れない、
受験生の人間性などを見る大学入試が多くなっています。

特にこの時期から始まる
学校推薦型選抜(旧推薦入試)
総合型選抜(旧AO入試)
では、何らかの形で必ず「志望理由」を問われます。
一般選抜(旧一般入試)
でも、医療・看護・教育などに関わる学部学科では
よく聞かれます。

さて、
毎年これらの対策をすると
必ず受験生に言っているセリフ(突っ込み?)があります。

アドミッションポリシーは読んだ?

これに対する受験生の反応も、判で押したように同じです。
「読みました!」と言って、
何のチェックも入っていない
「ただアドミッションポリシーが書かれただけの紙」
を見せてきます。

いやいやいや、
それは「読んだ」ではなく「眺めた」だけだよ
と何度突っ込みを入れたことか……。

「アドミッションポリシー」とは
大学の入学者受け入れの方針のことです。

最近の大学のパンフレットやHPには、
アドミッションポリシーだけでなく、
ディプロマ・ポリシー(卒業認定・学位授与の方針)
カリキュラム・ポリシー(教育課程編成・実施の方針)
も書かれています。
アドミッションポリシーを中心に、
これらを読んでいくと
面接・志望理由書などの「採点・合格の基準」が見えてきます!

この3つのポリシーには
繰り返し登場する共通する「キーワード」があります。
そこから、大学・学部・学科が求める「素質」「能力」が分かるのです。
たとえば、最近よく目にするキーワードだと
「地域貢献」「国際的な感覚」「協働」「多様性」「コミュニケーション能力」
などがあります。

面接ノートや志望理由書を作るときには
 ① これらの「キーワード」を入れる
 ②「キーワード」を連想させる内容も入れる
(例:「地域貢献」なら『地元への愛着』など)
この2つが必要になってきます。

これができていない受験生は非常に多く
例年、「全文書き直す」ところから指導が始まる生徒が何人もいます。
もちろん先生の指導を無視して
「的外れなことを大学に伝えて不合格」という最悪のケースもあります。

志望校合格に向けて、
まずはアドミッションポリシーを読み込みましょう!

ちなみにもう1つ、
受験生からよく聞かれることがあります。
「アドミッションポリシーにどのくらい『寄せて』
 志望理由を作ればいいですか?」

これについては、
恥ずかしくなるくらい、
遠慮なくガッツリ寄せて作ってください!
高校生の皆さんが「これって、やりすぎ?」と思うくらいで
ちょうどいいですよ。

お問い合わせ

入塾のお申し込み・お問い合わせなど、お気軽にお問い合わせください。

【電話受付】15:00 ~ 22:00(日・祝除く)
【電話受付】15:00 ~ 22:00(日・祝除く)