大学受験i-NEST(アイネスト)- 広島市中区の学習塾

学校の勉強や宿題をしておけば大丈夫?~その①~

2023.11.26

*アイネストの2023年9月7日ブログ記事より転載

突然ですが、
高校生の皆さん(特に高1・2生)に質問です。

「学校の勉強や宿題は大変ですか?」

「はい」
「死にそうです」
「当たり前のことを聞くな!」

う~ん、そうですよね。

では、次の質問です。

「学校の勉強や宿題をしておけば
 大学入試は大丈夫だと思いますか?」

さて、ここで

「はい」

と答えた君。
ちょっとヤバいですね。。。

というのも、
学校の勉強や宿題をしている “だけ” では
志望校合格、特に難関大学合格は
やはり難しいからです。
(ただし、学校の勉強や宿題が東大や京大などの 
 過去問レベルで、かつ、それを自分でスラスラ
 理解し、出来ている、なんていう人は除きます。)

そもそも、
学校の勉強や宿題には、大学入試を目指すことを考えると
いくつも問題点があります。

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①学校の授業はあくまで「教科書内容」を教える
 
 のであって、入試対策(=応用レベル)を 
 しているのではない。

学校という場所は、塾や予備校とは違う目的で
生徒たちへの教育を行っています。
どちらが良い・悪いという話では決してありません。

しかし、大学入試という観点からすると、
学校の勉強ではまったく足りません。
定期テストではそこそこ点が取れても模擬試験になると
途端に点が悪くなる、という生徒が沢山いるのはその証です。

②学校の勉強は効率が悪い。

高校生に英語や古文・漢文を教えていて、

「なぜ学校は、文章読解を扱う『前に』生徒に
 文法や単語を一通り身につけさせないのだろう? 
 そのほうが早く文章をスラスラ読めるようになる
 だろうに」

とか、

「なぜ学校は、漢文と古文を交互に教えたりするん 
 だろう?ある程度古文を続けて勉強したあとの 
 方が、漢文は勉強しやすいだろうに」

などと、つくづく思います。

ましてや、よくある学校の英語や古典の宿題に、
 「教科書の本文をノートに書き写して」
 「単語の意味を調べて」 
 「日本語訳/現代語訳をする」
というものがありますが、
塾の先生である私の率直な感想は

「それってやる必要ある!?」

です。そもそも自分で訳せるほどなら
学校で授業受けなくてもいいじゃないですか。
これ系の宿題をやっている生徒たちも、
やる意味をほとんど感じていないのが実情だと思います。

このような単純「作業」には決して多くの時間を割かず、
その分学校での授業をしっかり聴けば良いだけの事でしょう。

少しでも早く文法・単語の勉強を進めて、
「作業」に時間を奪われない、効率の良い勉強が
大学入試を目指すうえでは必要不可欠です。

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と、ここまできて話が長くなりましたので、
続きは次回。

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